OPPは頑丈で破れにくい

OPPとは何のこをか読者の皆さん分かりますか。OPPだけだとさっぱり分からないと思いますが、いわゆる透明な袋で使われている材質からこういう風に呼ばれています。

比較的堅くてパリッとしているので、カタログやパンフレットの包装やダイレクトメール、封筒、他にも写真やCDケースの包装にも使われています。袋以外同じ素材のOPPシートなんかもあり、こちらはお花のラッピングなんかにも使われていますので、女性のかたは知っている方も多いかもしれませんね。

とにかくOPP袋はあらゆるところで使用されていて、自宅にもあるし、お店にもあります。よく使われている透明な袋やシートは主に2種類あるんですが、今回はOPP袋について詳しく説明していきます。またよく比較されるCPP袋との違いなどを説明します。

 

OPP袋とは

 

OPP袋とは伸縮性のない透明の袋のこと、例えば透明な封筒、ラッピングシート、お菓子の袋などに使用されています。

特徴としては袋が硬い、袋を曲げるとパリパリ音がする、厚みがあるのが特徴です。OPP袋は湿気が入らないようにし破れにくい素材です。

例えば郵便で送られてくる透明袋の封筒が雨に濡れたらすぐ濡れてしまいます。CPP袋と違い破れにくい分長く使用することも出来ます。OPP袋は曲げても元に戻り頑丈に作られています。爪で切れ目を入れることが出来ず、はさみを使って封筒やお菓子の袋を切らないといけません。

 

OPP袋のメリットとデメリット

 

OPP袋は何といっても頑丈なのがメリットです。曲げたときに元に戻るので紙を入れても跡はつきにくいし、紙自体も破れにくいです。

大事なものを入れるには適しています。手紙やはがき、何かの申請用紙を入れるのにはOPP袋が便利です。ときにはカタログをOPP袋に丁寧に包んでくれる場合もあります。カタログも雨に濡れたら読めません。

しかしOPP袋にはデメリットもあり、ごみとして捨てるときにかさばります。CPP袋なら折りたたみが簡単に出来るため折り曲げながらごみに捨てることが出来ますが、OPP袋は変形しにくいため大変です。いらなくなったOPP袋をごみに捨てる場合は、折りたたんで輪ゴムやセロハンテープをつけて捨てる工夫をしなければいけません。

 

OPP袋とCPP袋はどう違うのか

 

OPP袋と違いCPP袋には頑丈さはありません。折りたたみも可能、伸縮性もあります。CPP袋が使われているものとしては、例えばサランラップ、ごみ袋です。爪でこするとすぐ破れてしまいますが、ごみに捨てる場合はかさばりません。

OPP袋とCPP袋どちらにも独自の良さがあります。OPP袋よりもCPP袋の方が価格は安いのも特徴です。
OPPとCPPはどちらにもポリプロピレンが使われています。

大きな違いは伸縮性があるかどうかです。OPPは頑丈な分リサイクルも可能であり環境には優しいです。冬の寒さにも耐えられるように、OPP袋は破れないように作られています。

 

OPP袋の売っているところ

 

OPP袋は100円ショップ、雑貨店、ホームセンターに売られています。どのお店もOPPの封筒、ラッピングシート、一部の袋が手に入ります。安くたくさん購入する場合は100円ショップがコスパがよくておすすめです。

値段の違いは柄、頑丈さ、枚数に違いがあるだけ、OPP袋は元々破れにくい素材だから安くても長く使用可能です。また袋はきちんとサイズ分けで売られています。サイズは様々あるため必ず気に入ったサイズが見つかります。

 

まとめ

 

OPPとCPPはどちらも別の意味で経済的、OPPは環境にいいことCPPの方が若干安いことがメリットです。スーパーまた通販でも手に入りますが、触って確かめることが出来ないためOPP袋なのかCPP袋なのか説明文章を確認するのが必要です。

ちなみにゲームやCDの包装はOPP袋になります。ごみに入れるとかさばり曲げても変形しないからです。用途に合わせてOPP袋、CPP袋を選ぶのがいいです。

またラッピングシートには実は種類があり、紙のラッピングシート、CPPのラッピングシートも一部あります。紙のシートはバレンタイン用のラッピング、CPPのラッピングは中身が変形しやすいものに使用されています。防水や防湿目的に使われているものならOPPが多いです。ラッピングシートや袋も特別な場合があります。

またOPPはどんなに耐水性があっても封筒の入り口が空いている場合は雨が入ります。雨に濡れたくない場合はセロハンテープなどでしっかり固定してポストに出すようにしましょう。封筒の入り口が空いていると隙間から水や汚れ、雨も入ります。OPPはCPPよりもメリットは多いですが、少しの不注意で雨に濡れたり汁物の汚れが入ったりすることもあります。