芸能人や有名人のスキャンダルや事件などもよく目にするようになりました。以前は週刊誌、それにワイドショーなどが主体だったので、昼間余りテレビを見ない人や週刊誌を読まない人は、よほど大きな事件でない限りはあまり話題にもならなかったニュースもあるかもしれません。
しかし最近はみんな24時間いつでもネットに接続できる環境にあって、しかもこうした芸能関連のスキャンダルは週刊誌やワイドショーが煽って取り上げることもあり、一瞬でほとんどの人が知るところになってしまいます。
特に事件を起こした後の復帰などについても賛否両論がネット上に飛び交い白熱した議論になることもあります。
中でも芸能界でもかなり高い確率で復帰している大麻や覚せい剤関連の事件をいくつか取り上げてみました。
今回は実際に読者の人たちの声と本当はどう思っているのか？という感想も入れて紹介したいと思います。
ASKAの逮捕と復帰
私の青春時代の思い出に居るチャゲアス、特にASKAの歌は気に入っていたので、彼が起こした事件には衝撃を受けました。よりによって覚せい剤所持だなんて。しかも捜索や尿検査での逃げの手口にも驚くばかりでした。どんなきっかけがあったのかわかりませんが、ファンだった者としては裏切られた気持ちが大きかったです。更にワイドショーなどで詳細に取り上げられ、裁判の内容も報じられると、薬物所持使用以外の行動が事細かに露になり、気持ちの悪さを覚えました。
その後入所して薬物からの脱却に取り組んだようですが、コンビのチャゲや古くからのファンの事を思うと、素直にまた歌ってほしいとは思えませんでした。そんな中でASUKAは本を出したり新曲を披露すると言ってローカルワイドのテレビに出演したりと、復帰に前向きと言えばそうですが活動としてはもう少し慎重に静かにやってほしかったと思います。
あれからもうずいぶんと時間も経ち、過ちを犯しても償って再起したのだからいつまでもこだわってみるほうがおかしいのかもしれないとは思うのですが、やはり私の中では青春時代を踏みにじられた気がして、彼の歌を素直に聞くことが出来ません。たまに過去の思い出として古い歌を聞いたりはするのですが、今現在の彼はもう別人なのかなと思ったりして、新しい歌は聞いていません。
酒井法子さんの覚醒剤事件に関して腑に落ちないと思うこと
ショックを受けたのは2009年の酒井法子さんが覚醒剤所持で逮捕されたという事件でした。私は特別のりピーに興味があったわけではなく好きというわけでもなかったのですが、あまりにも覚醒剤のイメージとは遠い女優さんだったので思わず速報のニュースをスマホで撮影してブログに書いてしまった程です。
私は寧ろ今現在の方がのりピーに興味があるのですが、この事件をきっかけにのりピーが未だに叩かれ続けているというのがどうも納得出来ません。
他にも芸能界で覚醒剤で逮捕された人は沢山います。それなのに彼女のように未だに叩かれ続けている人もいれば応援されている人もいるのです。
この差というのは一体何故なのでしょうか？のりピーに関しては覚醒剤で逮捕されたのは一度切りです。それにも関わらず誹謗中傷をする人が多いことに驚いてショックを受けています。また、彼女が覚醒剤に手を出してしまったのは間違いなく当時の夫のせいです。
この夫が覚醒剤なんかに手を出していなければのりピーも使うことはなかったと思います。のりピーが叩かれる要因としては、介護の仕事をして一からやりなおすと言っていたのにしていないことや、他界されていますが父親があちらの世界の方ということでそれも関係しているのかも知れません。
でも彼女自身には何も関係がないことなので頑張って欲しいし普通に歌番組などにも出て欲しいです。
田代まさしさんの度重なる逮捕と覚せい剤の怖さ
昭和から平成にかけてシャネルズのメンバーとして、ダジャレの帝王として、テレビの司会としてあらゆる方面で大活躍していた田代まさしさんが2000年に迷惑防止条例違反で逮捕されたニュースを見てショックを受けた人は非常に多いのではないでしょうか。
とはいえ、当時の田代まさしと言えば超売れっ子だったし、人脈も相当あっただろうし、逮捕されたとしてもたぶん超優秀なヤメケンの弁護士さんがついていたりするでしょうから、それだけで終わっていれば軽傷で済んだのにと思うと本当に残念です。
当時はまだ盗撮だけでその後になんとか番組復帰を果たしたので、ここで留まっていれば良かったのですが、後々の供述によるとこの時点ですでに覚せい剤をやっていたということも臭わせていたようです。
結局その後2001年、2004年、2010年、2019年と何度も覚せい剤で捕まってしまいました。一時期はユーチューバーとしても活動してネットの番組などにも出るようになって、このまま完全復帰ができるのでは？と思っていましたが、2019年の逮捕にショックを受けたファンの人も多かったのではないでしょうか。
さすがにもう復帰はないでしょうけど、もし彼が覚せい剤に手を染めずにそのまま芸能界にいたら、今頃芸能界はどうなっていたのかなと時々思います。まだまだ60代で体が健康でさえあれば、第一線でバリバリ番組を持ってやっているのではないかと思います。本当にもったいないというか残念だなと思いました。
