転職を考えた時、何を基準に考えるだろう。大抵の人は、自分のスキルや学歴等、条件を満たしながらふるいにかけて探し出すことでしょう。それが一番楽であり、早く次の仕事が見つかる近道であるのは言うまでもない。

しかしながら現代社会は、学歴とは別に専門的な知識や技術という専門職としての仕事も増えてきました。いわゆる、免許を有する者というのが採用条件の一つとなる企業も増えてきました。

介護職という選択肢

専門職や免許という言葉を聞くと、まず保持していない時点で自分には関係ないと第一に除外してしまうと思います。しかし、働きながら資格が取れるとなると、見方は変わってくるのではないでしょうか。

その職種の一つとして、よくテレビのCMなどで目にする介護分野が一番身近な存在だと私は認識しています。そして、私たちの住んでいる地域にも介護職として通所系サービスや訪問系サービス、居宅サービス等沢山の施設や、社の看板を背負った車を毎日のように目にしていることと思います。

そう、介護とは無縁に思えていても、どこかしらでその施設の前を通ったり、社用車とすれ違ったりと少なからず皆、目にしている存在だと思われます。仕事をしながら資格がとれるという醍醐味がある介護職は、一見、自分には無理かもと思う方でも、我々の身近な存在だと思うととても親しみやすく、興味が湧く存在だと私は思います。

転職自体、気持ちの切り替えしだと思いますが、介護職への転職となると、今まで違う分野で働いていた方からすれば、思い切った決断ではないかと思われます。

介護職の現状

介護の現状として、施設により特徴が様々です。入居系サービスは夜勤はもちろんありますし、通所系サービスは送迎があります、

訪問系サービスは買い物や自宅での家事があります。様々なメリット、デメリットがありますが、全てに共通して言えることは、一人の人間として、尊重して接することです。

介護職とは、色々な職業よりも、人との関わりが強く深い職種だと思います。利用者の全てがみれる仕事です。良い面や悪い面の両方を見る事ができ、とても人間味があふれ、そこに携わることができます。

また、その利用者の人生の1ページとして、自分が関わり、もしかしたら影響を与える存在にまでなるかもしれないと思うと、とてもすごい魅力のある職業だと思えて仕方がありません。

介護職の良いところ

介護職を選択しなければ、関わる事のない人とも、選択したことで、自分にとって相手にとっても出会いと別れの多い人生となるのです。関わり合いが深いこの業界で、自分の人生観も変わっていくと思います。そして、なによりも、学びや充実感が毎日得られるのではないでしょうか。

利用者一人一人に対し介助方法も違い、その人にあった介護を学び、そして、そこから感謝の言葉を頂くことができる。それほど嬉しいことはないのではないでしょうか。感謝の言葉だけでも、大変さや辛さは吹き飛んでしまうと思います。感謝される職業としても注目できる仕事だと思います。

介護職へ転職する方法

介護の仕事についていろいろと説明してきましたが、ではどうすれば介護職に就けるのでしょうか。

介護職の場合は地域の求人サイトやハローワークなんかでも意外とたくさん募集が出ている場合があります。また、最近の傾向として介護専門の介護派遣会社や転職エージェントも増えてきており、介護の転職市場はますます活発化してきています。

全くの未経験から介護の世界に入る人も多いため、これから本気で転職を考えているのであれば、こうした介護専門の派遣会社や転職エージェントに登録するほうが近道でしょう。

また、介護に転職した人の体験談などもネットに出ていることも多いので、ぜひいろいろと探してみて下さい。